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イベントにかかるコストはチケットを販売することで回収できます。また、イベントを継続し発展させていくためには、集客で利益を出していく必要があります。営利目的でイベントを主催している多くの団体に利用されているのが、チケット委託販売のサービスです。こちらでは委託販売サービスを選ぶポイントや利用する費用、チケット価格設定の注意点や有料イベントでの組み立てステージ活用例についてお話します。チケット販売の仕事を効率化したいとお考えのイベント主催者の方は参考にしてください。
チケット委託販売のサービスは複数の業者から提供されていますが、それぞれに特徴があります。サービスの利用にあたっては、それぞれの特徴を理解し、イベントとマッチングのよいものを選ぶことが大切です。委託販売サービスを選ぶ代表的なポイントをご紹介します。
クレジットカード、銀行振り込みなど、ユーザー側の支払い方法はサービスごとに違います。利便性に優れた支払い方法に対応していない場合は、販売機会の損失につながってしまうかもしれません。
委託分以外にも自分たちでチケットを販売したいと考えている場合は、手売り分のチケットに対応しているサービスを選びましょう。サービスによっては、手売りに対応していません。
登録手数料やチケット1枚あたりの販売手数料はサービスによって細かな差異があります。少しでもコストを抑えたい場合は、注目すべきポイントです。
自宅への発送・コンビニ端末での印刷など、発券の方法はサービスによってさまざま。なるべくユーザーにとって手間のかからない方法に対応しているサービスを選びましょう。コンビニでの発券の場合、イベント開催地周辺での店舗数や展開規模も重要なポイントです。
チケット委託販売を行う際に発生する代表的な費用をご紹介します。
委託先の事業者と取引をする際に必要となる口座の開設料金です。10,000円ほどが目安とされています。
チケットを委託販売するためにはイベントを登録する必要があります。工業登録代はそのための費用です。キャンペーンで無料の場合がありますが、目安は10,000円ほどです。
通常、チケットの販売数に応じて販売手数料が発生します。事業者によって割合は違いますが、チケット代の10%程度が一般的です。
チケットとして発券する紙の費用・印刷代として、1枚15円ほど発生します。全体的な印刷代は、発券する総枚数によって変わります。
イベントのチケット代はいくらに設定すべきなのでしょうか?
非営利目的で開催する場合を除き、イベント開催にかかるコストに対して利益が出る料金に設定すべきでしょう。少なくともコストを回収する必要があります。コスト全体とイベントの規模やキャパシティーを検討し、チケット代を決めることが重要です。
一方で、利益を重視するあまりチケットがあまりにも高額になると集客は期待できません。同種のイベントがどのような価格設定になっているのか、相場を調査しましょう。
また、当然ながら必ずしも満員になるわけではありません。そのため、満員になってはじめてコストを回収できるような設定にしていると、大きく赤字を出してしまう可能性もあります。関係者やお世話になった方に対して無償で提供する招待券についても忘れてはいけません。
チケット販売を委託するような有料のイベントでも、組み立てステージは数多く利用されています。具体例を以下にご紹介しましょう。
学園祭では、著名なミュージシャンやお笑い芸人を招いたライブをプログラムとして行うのも一般的です。学生に向けてのイベントとしてだけではなく、チケットを販売し一般の方を学園祭に呼び込む試みも普及しているようです。組み立てステージがあれば、学内のあらゆるスペースが会場になります。屋外に広いスペースがあれば、野外ステージを設けることも可能です。
個人事業主や起業家が、同じような成功を目指す方に講演会・セミナーを有償で開催する例が目立っています。レンタルスペースなどを利用するのが一般的ですが、ステージがあればさらにプレゼンテーションのインパクトが強まります。組み立てステージはそうしたイベントにも重宝されているようです。
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まとまった集客が見込めるイベントであれば、チケット委託販売サービスを利用することで工数を削減できます。ステージが必要で、継続的な開催を想定しているイベントであれば、組み立てステージを購入しておくことでコストを抑えられるでしょう。
委託販売サービスを取り扱っている多数存在しており、それぞれサービス内容が違います。開催するイベントとマッチングのよいサービスを探してください。