福祉施設での祭りの盛り上げ方&雰囲気作りにぴったりな"やぐら"の選び方
夏になると、多くの福祉施設で夏祭りや納涼祭などのイベントが開催されます。イベントを楽しみにしている利用者は多く、普段は外にあまり出歩かない人もイベントになると積極的に参加するというケースも少なくありません。そんな祭り気分をさらに盛り上げるアイテムに、やぐらがあります。
今回は、祭りの出し物を決める際のポイントとおすすめの出し物、そして祭りの雰囲気作りを手助けするやぐらの選び方をご紹介します。
■シンプルさがカギ!祭りの出し物を決める際のポイント
一般的な祭りと福祉施設で開催する祭りでは、出し物の決め方が異なります。これから購入をお考えの施設関係者様は、以下のポイントを押さえておきましょう。
・高齢者の方でも楽しめるシンプルなもの
地域で開催する祭りのように老若男女が集まる祭りであれば、流行りを取り入れた出し物を企画すると喜ばれるかもしれません。しかし福祉施設の場合は、あくまでも高齢者を主役として出し物を企画することが大切です。例えば、若者と比べて流行りへの関心が薄い高齢者に旬の一発ギャグを披露しても、意味を理解してもらえず雰囲気がしらけてしまう恐れがあります。出し物を決める際は、高齢者でもスッと理解できるほどのシンプルさを重視しましょう。
・準備に手間がかからないもの
出し物によってはアイテムやセッティングの準備が必要になることもあります。しかし準備に時間をかけてしまうと利用者を退屈させてしまう他、祭りの空気が冷え込んでしまい、場合によっては利用者を怒らせてしまうかもしれません。こうした事態を避けるためにも、出し物は準備に手間がかからないものを選びましょう。当日になって焦らないよう、早い段階でリハーサルをしておくのがおすすめです。
■具体的に何をしたらいい?おすすめの出し物
上述したとおり、福祉施設で開催する祭りの出し物は「高齢者が楽しめるかどうか」を基準に選ぶことが大切です。このポイントを踏まえた上でおすすめの出し物として、例えばマジックがあります。非日常感やドキドキ感を味わえるマジックは、たとえ簡単なものでも高齢者の興味を引きつけることができます。マジックを出し物にするのであれば、その凄さが利用者にしっかり伝わるようなものを選ぶのに加え、本番で失敗しないよう何度も練習しておくことが大切です。
マジックの他、合唱や踊りもおすすめです。ただし選曲には注意する必要があり、必ず高齢者が一緒に楽しめる曲を選びましょう。合唱であれば『ふるさと』や『涙そうそう』、『ソーラン節』は鉄板で、多くの高齢者が知っているのはもちろん、歌詞が分からなくても手拍子などで参加してもらうことができます。踊りであれば、地域の伝統的な踊りを取り入れてみてはいかがでしょうか。曲が流れると自ら進んで踊り始める方も多く、全員で一体となって楽しむことができます。
■祭りに不可欠!やぐらを選ぶ際のポイント
夏祭り・盆踊りのステージといえば、やぐらをイメージする方がほとんどではないでしょうか。紅白幕と提灯が印象的なやぐらは、設置するだけで祭りの雰囲気を盛り上げることができるアイテムです。そんなやぐらを選ぶ際は、以下のポイントを重視しましょう。
・折りたたみ式のアルミ製やぐら
イベントが多い福祉施設であれば、耐久性が高く設営・撤去が簡単にできる折りたたみ式のアルミ製やぐらがおすすめです。やぐらを購入する場合は収納スペースを確保する必要があり、スペースがないと管理が雑になり、すぐに劣化してしまう恐れがあります。折りたたみ式であれば使用時以外はコンパクトに収納できるため、より長く使い続けることができます。また、アルミ製は塗装なしでも美しい上、耐久性が高く老朽化しにくいという特徴があります。
弊社で取り扱うアルミ製やぐらは、ドライバーなどの工具を使わず少人数で簡単に設営・撤去することが可能です。折りたたむと設営時の約1/9のサイズになるため、利用できる収納スペースが限られているという場合も安心です。
・やぐら以外としても活用できる
祭りのステージとして使用するやぐらを、他の用途でも活用できるとなれば非常にお得です。あらかじめパーツを分解できるタイプを選んでおくことで、ステージの他にも祭りのさまざまなシーンで活用することができます。
弊社で取り扱うアルミ製やぐらは、パーツを分解すればシンプルなステージに早変わりします。柱や囲いがなくなるためステージ登壇者の姿が見えやすくなり、ダンスや劇などの出し物もしっかり楽しんでもらえます。さらにパーツ単体で使うこともでき、調理台や給水台、指示台にもなる他、緊急時には本体の下を避難スペースとしても活用することが可能です。
■やぐらと出し物で祭りを大成功させよう!
祭りの定番アイテムであるやぐらは、福祉施設で開催される祭りにおいても大活躍します。迫力満点のやぐらで会場の雰囲気を作り、とっておきの出し物を披露すれば、普段外に出歩くのが少ない高齢者の方にも笑顔になってもらえるはずです。利用者も従業員も全員が楽しめる祭りになるよう、ぜひ本記事を参考にしてみてください。