通常、イベント当日のスケジュールは非常にタイトです。ステージ設営を短時間で終わらせる事ができれば、ほかの作業に時間を割くこともできるでしょう。ひとつひとつのパーツが軽量で、簡単に組み立てられるパックス工業株式会社の組み立てステージは、工夫次第では非常に短時間で完成させられます。こちらでは組み立てステージを素早く完成させるためのポイントや、組み立て時の注意点などをご紹介します。

組み立てステージは、完成までのスムーズさがメリットです。はじめて使用する方でも、簡単に組み上げることができます。簡単な手順で組み立てることができるので慣れてくれば効率的な組み立て方が身につき、短時間で組み上げられるようになるはずです。可能な限り組立時間を短縮するためのポイントを、以下にご紹介します。

各作業者が打ち合わせなしで組立作業に着手すると、動きに無駄が生まれてしまいます。着手後に口頭確認しなくても、各員がなにをすべきか頭に入っている状態が理想と言えます。効率的な作業のため、事前に組み立ての流れを全員でおさらいしておきましょう。

組み立てステージの組み立て方法に決まったルールなどはありません。構造もシンプルなため、直感的かつ簡単に組み上げることができます。一方で、弊社では効率的かつ安全な作業のため、足場と天板を交互に組み上げ、少ないユニットごとに完成させていく方法を推奨しています。

作業員が多いほど組み立ては早く終わると思われがちですが、必要以上の人員数で取り組むと作業が混雑してしまう可能性があります。とりわけ狭い屋内にステージを組み上げる場合、作業員は必ずしも多ければいいというものではありません。組み立てステージのパーツは軽く、少人数でも組み立て自体は可能です。作業場が混雑しない最小限の人員数で組み立てを行いましょう。

弊社では、「何分でできるかやってみた」というシリーズの動画で、ステージのスピーディーな組み立てに挑戦しています。

以下はスタンダードなモデルである「ステージH900 Aセット」の組み立て・収納動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=b4SFIecycX4

https://www.youtube.com/watch?v=cRznaO4-5XU

作業員の数は2人ですが、設営・収納ともに5分程度で終了しています。

動画で組み立てを行っている作業員はステージの組み立てに習熟したスタッフですが、ステージをご購入いただいたお客様も工夫次第でこのようにスピーディーに組み上げていただくことは十分可能です。

ほかにも「何分でできるかやってみた」シリーズの動画を公開しておりますので、効率的な組み立ての参考にしてください。

ここまでスピーディーな組み立てについてご案内してきましたが、もちろん重要なのは速く組み立てることだけではありません。組み立てを急いでいるときに見落としがちなポイントをいくつかご紹介します。

組み立てステージは基本的に工具を使わず組み立てられますが、ユニットとユニットの連結など一部に手で回せるネジを使用しています。ステージの安定性に大きく関わる部分のため、このネジ止めはしっかりと行ってください。締め付け自体に強い力は不要です。

組み立てステージの天板は、ガイドラインとなるダボピンを四隅の穴にはめていただく構造になっています。ダボピンの差し込みが不十分な場合、天板が少し浮いた状態になってしまいます。ステージの傾きや、使用中のステージの沈みにつながるため、下の隙間が生まれないように天板をはめてください。

組み立てステージのパーツは軽量ですが、サイズは決して小さくありません。抱えた状態で旋回すると、周囲にいる方や設備にぶつかってしまう可能性があります。急いでいるときこそ周囲をよく確認し、パーツ移動によるケガや事故がないようにしましょう。

外観上は問題なく組み上げられている用に見えても、気づかない問題がステージに隠れている場合があります。完成後は横から水平の力を加える、実際に乗ってみるなどして、最後のチェックを行ってください。ステージを使用するイベントの最中のトラブルは、最も回避しなければならない事態です。急いで組み上げたときこそ万が一の可能性を考え、安全チェックを入念に行いましょう。

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組み立てステージをスピーディーに完成させる方法についてご紹介しました。今回の内容を参考にして、少しずつ慣れていけば、短い時間でステージを組み立てられるようになるはずです。また、少ない人員でも十分スピーディーな組み立ては可能なため、作業人員の削減につながるかもしれません。ぜひパックス工業の組み立てステージで組み立て時間を短縮し、忙しくなりがちなイベント当日の負担を軽減してください。