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2018.05.25

ステージの高さのイメージと用途別に要求される高さ

ステージの高さのイメージと用途別に要求される高さ

ステージに必要とされる高さは、イベントによってさまざまです。会場の規模、動員する数、舞台上で行う内容などを元に、イベントごとに適した大きさのステージを用意しましょう。既製品の中に欲しいサイズが見つからない方は、オーダーメイドという選択肢もあります。今回は、ステージの高さの具体的なイメージ方法やステージの高さが変わることの重要性などについてご紹介します。イベントに用意するステージの大きさに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ステージの高さをイメージするには

組み立て式ステージは、さまざまな高さの製品を選ぶことが可能です。イベントを行う場所や内容などを考慮し、最適な高さのステージを注文しましょう。ただ、実際にステージが手元に届くまでは高さをイメージしにくいという方も多いのではないでしょうか。ここでは身長160cmの方を例に取り、体のどの位置にステージの天板が来るかご説明します。

高さ40cmのステージは、身長160cmの方の膝上あたりに天板が届きます。40cm以下のステージは低めですが、舞台に上がった方が十分目立てる大きさです。少し高さを上げた60cmのステージは、身長160cmの方の太ももまで達します。この程度の大きさになれば、安全のために階段を用意したほうが良いでしょう。

全高80cmのステージは、160cmの方のおへそあたりの高さです。100cmのステージは身長160cmの方のみぞおちあたりに、120cmのステージは胸のラインまで天板が届いてきます。ステージの高さが100cmを超えると、思っていたよりも大きいという印象を持つ方が多くなるかもしれません。

高さと視認性の関係

高さと視認性の関係

規模の大きいイベントは会場が広く、観客の動員数も多くなります。ステージの高さが低すぎると、位置によっては舞台上を見ることができない観客も出てきます。大規模イベントを行う際はステージをできるだけ高くし、客席からの視認性を向上させましょう。ただし、イベント会場が狭いときにステージの高さを上げすぎると、舞台の近くにある観客席は舞台上が見にくくなってしまいます。会場によってちょうど良い高さのステージを選択しましょう。

学校の式典や合唱・吹奏楽などのイベントではひな壇型のステージを用いることがあります。ひな壇ステージは高低差があるため、後ろの列に並ぶ出演者も観客からしっかり見えることがメリットです。高低差のあるひな壇は、演者の乗る舞台としてだけではなく観客席としても使うことができます。舞台の位置をわざと低くし、観客側の目線を高くすることでステージ全体が見渡せるようになるでしょう。

ステージ高さの目安

ステージを屋内で使用する際は、20~40cmの高さになることが一般的です。屋内では規模の小さいイベントが多く、低いステージでも問題ないことが多いためです。また、小さいお子さまや年配の方が主な出演者となるイベントでも、安全性を考慮してステージを低くすることがあります。出演者によってもステージの高さを使い分けましょう。

屋外でステージを使用する場合は、80cm~1mの高さが必要になる場合もあります。グラウンドや公園のような広い場所でのイベントは、高さのあるステージでなければ後方の客席が見えなくなってしまうためです。また、駅前広場のような人だかりができやすい場所や、客席を設けず立ち見になるイベントも、高めのステージを用意しなければ舞台が見えにくくなります。

ステージの高さが上がるほど、自力で舞台に上がることが難しくなっていきます。高めのステージを作る際は、階段の設置も検討してみてください。階段があれば安全かつスムーズに舞台の昇り降りが可能です。特に出ハケの多いイベントでは、階段の設置が有効になります。演者が入れ替わる途中でケガをしないためにも、階段は準備しておいたほうが良いでしょう。

必要な高さのステージをオーダーメイドで

ステージに必要とされる高さは、イベントの内容・会場・規模などによって変わります。そうなると、欲しいサイズや形状のステージが見つからないこともあるでしょう。希望のステージが見つからないときは、弊社のオーダーメイドサービスをご活用ください。ステージの高さや広さなど、可能な限りご希望に添えるように製作します。規格外のサイズのステージを検討の方は、お気軽にお問い合わせください。

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ステージの高さは、イベントの成功にかかわる要素のひとつです。どんなにステージ上での出し物が良かったとしても、見え方に支障があると観客に何も伝えられなくなってしまいます。

基本的に高いステージが適しているのは

  • ・開けた屋外の会場
  • ・観客の数が多い
  • ・立ち見中心
となるイベントです。

低いステージが適しているのは

  • ・スペースの小さな屋内
  • ・小さいお子さまや年配の方が主な出演者
  • ・観客が少ない
といったイベントです。

もちろん、上記のもの以外でもイベントの用途や規模によってステージに必要な高さは異なります。イベント企画の際はステージに上がる方や観客のことを考え、最適な高さのステージを用意しましょう。

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